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 家は買う?それとも建てる? 住宅取得時にコストが高くなるという誤解 「想い」を創出する時間の創出 建築設計士は家づくり最強の味方

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住まいを想う時間が快適な空間を創ります
 住宅取得を決めた後、施主と設計者・施工者は要望を実現するために概要設計(大まかな要望をまとめ、後工程で詳細化する)、基本設計と住宅の構造や設備・間取り等を決めていきます。この時間は後々の住宅の根本的な住み心地に直接関わる大切な時間。許される時間の範囲で丁寧に積み上げていくことが後悔しない住宅を取得することに繋がっていきます。

 
 

じっくり考えることが大切


概要・基本設計は「想い」を整理して現実に
置き換えるための時間
 設計事務所との付き合いは、最初に顔を合わせてから実際の家が建つまで1年~長いときには2年以上かかることも珍しいことではありません。その間には家づくりにおいて必要となる概要設計や基本・実施設計を行います。この時間は「分譲住宅・マンション」を購入する場合購入者にはほぼ存在しない時間なのですが、快適な住まい作りには実は一番大切な時間なのです。
 打ち合わせが始まると、毎週のように設計者からの問いかけに対する「答え」や「自分と家族の想い」をまとめて伝えるというコミュニケーションが必要となってきます。最初は慣れないため、億劫な感情が沸いてきたりすることもありますが自分達の家が現実に置き換わっていく実感を毎回味わうことの出来る貴重な時間でもあります。

「想い」を真剣に考え、設計者に伝えること
 設計事務所に依頼する場合においても設計は「設計者が勝手にやってくれる」ものではありません。「こうしたい」というインプットは施主であるあなたから産まれ、設計者はそれを整理し、まとめ、より良い案があれば提案してくれるに過ぎません。ただ竣工までの時間的制約や希望がない限り、この工程を時間で区切って終わらせるような状況にはなりません。
 施主であるあなたと設計者がお互いに納得のいく設計となるまでじっくりと詰めていくことになりますが、この「考える時間」は時にお風呂で、時には寝る前に、時には食事中にでも行うことができるため、気がつかないうちにかなりの長時間をこの時間に割くことが出来ているはずです。こうして考えた「想い」は素敵な住まいを創る上で最も大切な時間であると言う事が出来るでしょう。

【 今回のポイント! 】
  • 成功する家づくりは「施主」と「設計者」が真剣に向き合って想いをぶつけ合い、確かな技術を持った「施工者」が造り上げることで行われる
  • 設計事務所に依頼すると他の施工者に依頼した場合より長期間の設計時間が必要となるが、その時間は家づくりにおいて最も大切な時間であり、決して省略してはならない
  • 設計の当事者はあくまでも自分と家族。設計者はその手助けをしてくれる大切なパートナーである

 

 

住宅取得時にコストが高くなるという誤解
建築設計士は家づくり最強の味方