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 家は買う?それとも建てる? 住宅取得時にコストが高くなるという誤解 「想い」を創出する時間の創出 建築設計士は家づくり最強の味方

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設計業務に対する報酬は設計事務所だけ
に必要な訳ではないんです
 設計事務所に住宅設計を依頼する場合、まず一番気になるのは「コスト」の問題ではないでしょうか?一般的に設計事務所に住宅建築・設計を依頼した場合、ハウスメーカーや工務店等の注文住宅を依頼する場合に比べて割高になると考えられていますが、はたしてほんとうにそうでしょうか。答えは「No」です。

 
 

設計監理料について


設計・監理に対する報酬は建築士法第25条の
規定に基き、国土交通省告示第15号により
基準が定められています。
 設計事務所・建築事務所に住宅の設計を依頼する場合に支払うことになるのが設計監理料(設計・管理費用)です。この費用については設計事務所によって金額が異なりますが、工事費用(確認手数料、測量費用、納付金、その他消費税等は含まず)に係数を乗じた金額となるのが一般的です。
 又、この係数は8%~15%程度としている設計事務所が多いのですが、一般的な住宅の施工費用1500万円~3,000万円程度の工事費用であるため、この価格帯で言えば10%前後の設計監理費用であることが多く、およそ150万円~300万円程度ということになります。

見える金額には意識が向いてしまうという錯覚
 この金額だけを見ると、「高い」と思われるかも知れません。しかし、これは大よそ勘違いなのです。設計事務所・設計士の業務に対する報酬が具体的な金額として見えているだけで、これらの費用はハウスメーカーや分譲住宅を購入する場合にも「含まれている」のです。つまり具体的な金額として設計監理料が「見えているか」「見えていないか」の違いではあるのですが、見えるが故に住宅の費用とは「別」に捉えられてしまうのが「高い」と錯覚する原因でしょう。

【 今回のポイント! 】
  • 設計監理料(設計監理費用)は設計事務所に依頼した場合、具体的な作業・業務の報酬として表面に現れる金額である
  • どこに依頼しても例外なく設計監理のための費用は発生しており、設計事務所だからコストが「高くなる」というのは錯覚である
 当項をお読み頂ければ、住宅の設計監理料は設計事務所のみの特別なコストではないことがご理解頂けたと思います。ではその報酬を払うべき、設計監理とは一体どういう業務・サービスなのかが気になる所です。この「どんな仕事?」という疑問については次々項以降で述べる「設計士は家づくり最強の味方」をご覧ください。設計士が施主の味方として家づくりに取り組むことが、どれほど「心強く、頼もしい」ことであるのかがきっとお分かり頂けると思います。

 

 

家は買う?それとも建てる?~快適さ比較
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