Top > 設計事務所で家を建てる理由 > 設計士は家づくり「最強の味方」
住宅設計には様々な専門知識が非常に重要です
がそれらを全て習得するのは現実的ではありま
せん
住宅取得を決定した際には、大きく気になる点が2点あると思います。一つは「建物や土地の構造・品質についての不安」。もう一つは「資金・融資の実行の問題」です。
ここでは前者の「建物や土地の構造・品質についての不安」についてクローズアップしてみましょう。例を挙げれば、「優良な住宅の取得が出来るだろうか」「欠陥住宅はどうやって見抜けば良いのか?」「壁の材質は大丈夫か」「頑丈な地盤、基礎ってどうゆうもの?」など思う点は多岐に渡ります。
これらは実際の住宅づくりにおいて非常に重要なポイントですが、果たして施主・依頼者として、どこまでを気にしてチェックすれば良いのか?家づくりの専門家でない一般の方にとって、自らの力だけで解決していくには非常に難しい問題であることに違いありません。
これらは実際の住宅づくりにおいて非常に重要なポイントですが、果たして施主・依頼者として、どこまでを気にしてチェックすれば良いのか?家づくりの専門家でない一般の方にとって、自らの力だけで解決していくには非常に難しい問題であることに違いありません。
知らないことはプロに任せよう!
「プロを味方につける」ことで安心して
家づくりを進めることができます
一般的なハウスメーカーに対する施主の姿勢
よく住宅展示場等では、家の壁や床を叩いたりしてチェックしたりする方を見ることがあります。しかし、ほとんどの場合これらの行動に重要な意味はありません。実際に叩くことで素人が判別可能な材質の違いはほとんどありませんし、住宅展示場の住宅は高いグレードの材質を使用しているため材質を聞かれてもハウスメーカー的には全く問題はありません。では、どうしてこのような行動をとる人が多いのでしょう。
理由は簡単です。「自分は住宅について多少なりとも知識があるから、手抜き工事やセールストークで騙そうとするのは許さない」という「にらみ」を、何とか利かせようとする意味でこれらの行動をとる人が多いのです。
しかしよく考えてください。そもそも、本来であれば大切な家作りを「信頼して任せる」はずの施工者に対してどうしてにらみを利かせる必要があるのでしょうか?そして、そのような信頼関係しか築けないような施工者へ依頼するのは果たして良い判断だと言えるのでしょうか?
しかしよく考えてください。そもそも、本来であれば大切な家作りを「信頼して任せる」はずの施工者に対してどうしてにらみを利かせる必要があるのでしょうか?そして、そのような信頼関係しか築けないような施工者へ依頼するのは果たして良い判断だと言えるのでしょうか?
知らないことはプロに任せるのが正解
それでは施主は施工者に対して出来得る限りの知識を有し、にらみを利かせ続けることが現実的に可能でしょうか?答えは言うまでもなく「No」です。中にはよく勉強されていてプロ並みの知識を有する方もお見えになりますが、通常プロと対等の知識を有することは敵いません。ではいったいどうすれば良いのでしょう?その答えは信頼して任せられる「プロ」を味方に付ければ良いのです。つまり「施工者の利益のため」ではなく、「自分のため」に考えてくれるプロ=設計事務所に依頼すれば良いのです。
一般的に設計事務所は複数の施工者と契約を結び、それらと対等の関係にあります。そのため特定の施工者を「優遇」することもなく、どちらかと言えば施主の要望をよりコストをかけずに現実的に造り上げるために施主に近い立場で施工者と協議していきます。ハウスメーカーの設計士は「会社の利益 = 建築コストの低下 」についても設計の段階で相当に意識して進めていきますが、設計事務所の設計士は施工者の利益よりも「施主の利益」を優先するため、「建築基準を満たしているか」はもちろんのこと「工法や材質」が「実際のコスト」とあっているか?「地盤改良等が実際に必要な状況か」等を素人である施主に代わって「プロの目」で常に考え施工者に対してはチェックを行ってくれるのです。
【 今回のポイント! 】
- 家づくりのための専門知識を一人で身につけることはとても非効率で現実には難しすぎる。
- 設計事務所に依頼することで「施主の立場とプロの目を持った設計士」を味方にすることができる。家づくり成功のコツは「プロを味方につける」ことであると心得よ。
- 設計士は「設計業務」はもちろん、建築現場でも施主の視点で住宅建築の監督をしてくれるため、工程が進んでも安心して任せられる。