土地は住宅建築の満足度を占める大きな
ポイントです
土地選び・土地探しは住宅建築の上で最大級に重要な要素です。大きな買い物であるがゆえに慎重かつ思い切りが必要になる難しい売買です。ここでは土地選び(基礎編)のポイントを詳しく解説していきます。
【 土地探しで最初に検討するポイント 】
- 1).通勤や通学に便利な場所であること
- 2).価格が妥当であること
- 3).広さが適切であること
1).通勤や通学に便利な場所であること
文字通り、通勤や通学に便利な場所(又は「静かな場所」や「海の見える場所」等の希望地域)というのは住宅選びのトッププライオリティであることは言うまでもありません。とは言え、問題となってくるのが「コスト(取得価格)」と「広さ」の問題でしょう。これらの条件「場所・コスト・広さ」はお互いに相関関係にあるため切り離して考えるのは難しく、現実的には住宅建築に掛かる「予算」から土地の取得費用を算出し、希望する「広さ」と「場所」を両側面から考えて決めることになるはずです。
これらの要素から「大体の希望地域・広さ・価格」を想定しながら不動産情報・土地の販売広告等から情報収集しつつ、具体的な土地が見えてくるでしょう。
これらの要素から「大体の希望地域・広さ・価格」を想定しながら不動産情報・土地の販売広告等から情報収集しつつ、具体的な土地が見えてくるでしょう。
[1] 一生そこで住むことをイメージした上で検討する
土地の購入には思い切りが必要なのは本当です。よく、「考えていたら売れてしまった」という話を聞くことも多く、こういった場合には非常に後悔することが多いものです。しかし、金額が金額だけに簡単に決めることが出来ないのも事実でしょう。しかし時には思い切った決断が必要となるのも土地購入の特徴なのです。気に入った土地は「立地」や「他の条件」に優れていることが多く、多少価格が高いと思えても後々満足できることが多いのです。
「気に入る土地」というのは人それぞれですが、風景や土地柄、周りの家や雰囲気、利便性に優れる等のポイントを重視して「ピン」と来た場合には、そこが気に入った土地なのかもしれません。逆に数値や図面から見て取れる情報の「金額と広さ」ばかりを重視し、「場所」「環境」について我慢することを選択した場合には実際に生活をし始めてから後悔することが少なくありません。
それは今後の人生を過ごす上で「妥協」や「我慢」し続ける必要があるような土地では、いくら金額が安くてもせっかくの住宅取得の喜びを大きく損なうことに繋がっていってしまう可能性があるのです。