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ここまではイニシャルコスト、つまり初期の建築費用を抑えるポイントについてご紹介してきましたが、ここからは暮らす上でとても大切なランニングコストを抑えるポイントをご紹介します。
< ランニングコストを抑えるポイント >
住宅ランニングコストを抑えるポイント
1.南北通風は良い家の基本
時代が変わっても、とても大切で変わらない
家の基本があります
吉田兼好の「家の作りやうは、 夏をむねとすべし。」の考え方は現在の家づくりにおいても通用する重要な考え方の一つでしょう。この言葉の意味は「冬はどうやっても過ごせるが、夏は家によって過ごしやすさが変わる。家づくりは夏を基本にしなさい」という意味です。特に昔は冷房機器等がなかったため、夏に涼しい家というのは重要な考え方であったのでしょう。
しかし、現代においてもこの考え方は非常に重要で、南北に風が通る家というのは夏季の快適性はもちろんのこと、それ以外にも空気の淀みが少なくいつでも風が通り抜けることから、非常に快適な家の条件であるともいえます。そして夏に室温が下がりやすいことと快適な風の流れがたえず生まれることから当然、省エネ、エコに繋がり、結果としてランニングコストを抑えることにも繋がります。
快適な住宅を目指すうえでは、「家の作りやうは、 夏をむねとすべし。」という言葉は是非覚えておいてください。
【 今回のポイント! 】
- 南北通風の優れた家は快適なだけでなく、ランニングコスト面でも優れる