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< 建築費用・コストを抑えるポイント >
住宅建築コスト・費用を抑える具体的な方法
2.家具は全てを造作するくらいの気構えで
家と一体化することのできる造作家具は市販の
家具には難しいほどの使いやすさが凝縮できる
収納のための家具は大きく分けて、「予め部屋に合わせて作りこむ」方法と「市販の家具でちょうど良いものを購入する」方法の2パターンです。これらの方法にはそれぞれ一長一短ありますが、当サイトでは「予め部屋に合わせて作りこむ」方法、すなわち「部屋に合った造作家具の設置」をお勧めします。
理由は3つあります。1つめは「市販の家具を探す手間がかかる」こと。2つめは部屋や場所に合わせて作りこむため「丁度良い容量の家具とできる」こと。3つ目は、家に自然に溶け込んだ「一体感のある家具とできる」こと。
もちろん、市販の家具にもとても良い点があります。それは「仕上げの高級感やデザイン性」や「設定値段の幅が広い」という点です。特に仕上げの高級感やデザイン性については、造作家具で同じ水準まで求めると購入するのに比べて多大なコストがかかることになってしまいます。このような点を重視する場合には市販の家具を購入してきて設置することをお勧めしますが、その際にも「ここには家具を買ってきておくから」ではなく、具体的に「どの家具」かを事前に決定し「どこに配置する」というところまで決めておくことが重要です。
造作家具・オーダー家具とする場合にはやはり「一体感のある家具とできる」点と「収納量が部屋に合わせられる」点が非常に優れています。収納がたくさんあるから使いやすく、部屋で過ごしやすい。それなのに出しゃばらず「家に溶け込んだ」造作家具。「家具はすべて造作家具に統一する」くらいの気持ちで設計に臨めば、機能美に優れ、暮らしやすい充実した家に一歩近づくことは間違いないでしょう。