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材料を統一することでコスト低減を図る


 
 

住宅建築コスト・費用を抑える具体的な方法


 5.材料を統一することでコスト低減
 住宅建築には、さまざまな種類の材料を使用します。この中でコストを下げるための方法として、「極力、同一の材料を使用し住宅全体を建築する」ことが有効です。しかし、材料を統一することでどうしてコストダウンが可能となるのでしょうか。ここでは材料そのものコストの高低ではなくて「材料の統一」を図ることを話の主題としています。もちろん、材料自体のコストが下がるのであればそれも有効です。これは考え方として材料のグレードを下げる、というもので確かにコストダウンは図れますがこれは別の項でお話しします。
 では、材料を統一、そろえることでのコストダウン効果とは何でしょうか?それは、最終的には住宅建築の「工期の短縮」が図れるからです。工期が短縮できればその分の作業に掛かる費用は削減できます。ではどうして工期が短縮されるのでしょう。
 一般的には、同一の材料や材質で建築を進める方が、複数の素材を加工して使用する方法と比較して間接経費等を抑えることができ、結果として加工コストが抑えられます。又、同一の材料を多く使用することにより、調達コスト自体も抑えることが出来ます。これらの理由から、材料や材質は極力統一した造りにすることでコストを抑えることができるはずです。

材料を統一することで、効果的なコスト削減が図れます
 又、この使用する材料・材質の話はもちろん、内装・外装・塗装にも同じことが言えます。施主の立場での「コスト低減のための材料・材質の統一」は少し敷居が高いかも知れませんが、コストが下がるかどうかを相談して具体的に進められるなら、検討する余地は十分にあるでしょう。