キッチンの収納は造作家具で作ると、コスト削減効果など良い効果が期待できます

　住宅を建てる上で、重要なポイントとなるのがキッチンの使いやすさです。キッチンは基本的に毎日使用する場所であり、食事は１日３回。２０年で計算すると２０，０００回以上使用する場所です。これだけの使用頻度を誇るキッチンは、極力便利かつ機能的・使いやすいのはもちろん、片付けがし易く、見た目にも美しいスペースとすることで、使っていて気持ちのいい場所にしたいものです。

　そこで重要となるポイントの一つとしてキッチンの収納が挙げられます。キッチンは使用頻度もさることながら、使用する物が多いのも特徴です。調理に使用する道具は数十種類にも上り、皿や食器も数えれば数百種類を超えることも珍しくありません。

　これらの器具・道具を見つけやすく、取り出しやすく、片付けやすく、美しい収納とするために一番おすすめできるのは「キッチン家具の造作」です。造作のメリットはもちろん部屋・キッチンとの一体感で色合いはもちろん、目立ちすぎないシンプルな収納とすることが出来ます。

　又、収納の量についても市販の食器棚等と違い、キッチンの大きさに合わせた十分な収納として予め準備することが出来るます。キッチン例えば棚自体を横にスライドする扉を作ることで全体を覆い、隠すことが出来れば、使いやすい上に使用していない際には棚自体の存在をなくすこともでき、非常にスッキリとした空間とすることも可能でしょう。

　造作家具はコスト削減の点でも、内装の材料や材質を統一することで有効に働くというメリットもあり、市販のものと比較した場合の「一体感」「満足感」「使いやすさ」は優れたものとなるでしょう。

　食事はその一度一度が家族と顔を合わせ、時間を共にする貴重なイベントでもあります。楽しく快適に調理し、楽しんだ後の後片付けもスムーズに行ってスッキリ片付ける。そんなキッチンをぜひ実現して頂ければと思います。